・寄付キャンペーン「コロナ禍で減少した『樹恩割り箸』の利用を広げたい」報告
12月に実施しました寄付キャンペーンですがおかげさまで、36名の方より233,500円ものご寄付をいただきました。ご支援、誠にありがとうございました。お寄せいただいたご寄付を活用し、引き続き事務局一丸となって取り組んでまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます。
Giving December
JUON NETWORKは今年も、「寄付月間」に取り組みます
12月は、NPO・大学・企業・行政・国際機関などで寄付に関わる関係者が幅広く集い、「欲しい未来へ、寄付を贈ろう。」を合言葉に「寄付月間」に取り組んでいます。
JUON NETWORKでも毎年12月、インターネットの寄付サイトと協力して、寄付キャンペーンに取り組んできましたが、今年も昨年に続きJUON独自で寄付を呼び掛け、「寄付月間 Giving December 2021」に取り組みます。
今年は、
「コロナ禍で減少した『樹恩割り箸』の利用を広げたい」
をテーマに寄付を募ります。
「樹恩割り箸」は、全国5ヶ所の障害者施設で、年間1,300万膳製造されており、その大半は大学生協の食堂やお弁当で利用されていました。
しかし、ご存じの通り、大学では昨年度に続き、今年度も全国的に遠隔授業の実施が多く、学生の登校が激減する状況となりました。このことに伴い食堂やお弁当の利用も減じ、割り箸の利用も減っています。
また、大学生協以外で樹恩割り箸を使用していただいている居酒屋や飲食店も営業の自粛や休業要請により、お客さんを大幅に減らしています。
なお、このような状況のなか、今年度はあらためて各地の大学生協に利用をお願いする取り組みを進めました。おかげさまで、製造量が一昨年の水準に戻りつつあります。
しかし、コロナ対策として樹恩割り箸を利用いただくようになったものの、状況が落ち着いたと判断した大学生協では、プラスチックのリユース箸の利用を再開し、製造量が減少する傾向も見え始めました。
そこで、より多くの大学生協、居酒屋や飲食店において、利用を続けていただくとともに、新たに利用を始めていただくことが必要となっています。今回お願いする寄付では、樹恩割り箸の広報媒体(ポスター、チラシ、映像など)を作成し、利用が広がり、継続することを目指します。
昨年12月の寄付キャンペーンでは、「樹恩割り箸を担う障害者の方たちに感謝と励ましを」をテーマに寄付を募りました。おかげさまで、33名の方より217,000円ものご寄付をいただき、割り箸を製造する5ヶ所の障害者施設に贈りました。ご支援、誠にありがとうございました。
ぜひ、今回の寄付キャンペーンにもご協力をお願いいたします。
最後に、次のメッセージを共有したいと思います。
一年の終わりに、考えたいのは未来のこと。
もっと楽しい未来。もっと優しい未来。もっと平和な未来。
もっと多様性が認められる未来。
そんな未来を手にするために、あなたの気持ちを寄付にしよう。
寄付は意思、寄付は投資、寄付は応援、寄付は願い。
寄付で未来は変えられるのです。
ーー※「寄付月間 Giving December 2021」ウェブサイトより
2021.12.10
JUON NETWORK